EM漆喰 blog 「パターン確認は照明効果も加味しましょう」

パターン確認は照明効果も加味しましょう

  • 先日、EM漆喰をご採用いただいたお客様の

    パターン確認に同行させていただきました。

     

    EM漆喰のパターンは通常は「ラフ」ですが

    「ラフ」にもいくつか種類があり、そこは左官屋さんの

    腕の見せ所です。

    ただ、あまりパターンを細かくしすぎると左官屋さんが

    混乱したり、パターンの区別がつかなくなったりもしますので

    職人さんの腕に任せるも部分ある程度必要になってくるかもしれません。

     

    EM漆喰のパターン

    EM漆喰のパターンの確認です。

     

    基本のパターンは上記の通りです。

     

     

    パターン確認

    通常は余った石膏ボードなどを使用して

    その上に試し塗りのようにパターンを描いていきます。

    パターンを付けるのは本当にあっという間です。

    ものの10秒くらいでこの面積のパターンを描いてくれました。

     

    まずはこの状態でチェックです。

    パターン確認は基本的に朝一に行います。

    陽が入るので、日中の漆喰の様子(陰影・反射)なども

    チェックしてもらいます。

    ただ、まだ乾いていない状態なので乾いた状態が

    どのように見えるかを左官屋さんがプロの視点で

    お客様に説明することもあります。

     

    パターン確認のポイント

    タイトルにもしましたが、EM漆喰が照明にどのように

    映えるかをお伝えするのもパターン確認では重要になります。

    壁面は照明に照らされることも多く、部屋の照明の色や

    光量などによって見え方や陰影も変わるので

    そのあたりもチェックできると仕上がり後のイメージが

    非常にわかりやすくなります。

    今回のお客様は強めのラフ(凹凸のあるパターン)を

    希望されていましたが、陽が落ちた後の照明との絡みを

    考慮してパターンは少し抑えめに設定することにしました。

    凹凸が強いと塗り壁感はとても強くなるのですが

    日光が少ない時間帯(夜)は凹凸がとても鋭角に見えてしまい

    強いパターンに眼が疲れてしまう(飽きてしまう)こともあります。

    日中の日光は光量が多いのである程度パターンが強くても

    光を反射してパターン自体はそんなに目立ちにくくなるのですが

    日光を失うと強いパターンは目立ちすぎてしまう傾向があります。

     

    照明にパターンを照らして確認してもらっています。

     

    これで安心して仕上げをすることができます。

     

     

    このようにプロの意見も聞きながら

    EM漆喰の良さやパターン付けの楽しみを味わって

    塗り壁の醍醐味を堪能していただければ幸いです。

     

     

    EM漆喰の商品ページはこちら!

    https://em-shikkui.jp/products/em-shikkui-1.html

     

     

    建材事業部 外渉課 フセヒロシ