壁紙の上から簡単に塗れるローラー漆喰
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投稿日:2016年11月30日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:EM漆喰の特長
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壁紙の上から簡単に塗れるローラー漆喰
最近、DIYブームの影響もあり、壁紙から塗り壁へリフォームされる方が増えております。
漆喰と言えば、一般的に鏝塗りが主流ですが、現在は気軽にDIYに挑戦できるローラータイプの漆喰が増えてきました。
多彩なカラーラインナップも魅力です。
EM漆喰クリーム施工手順 ビニールクロス下地(ローラー塗り)
1.下地処理
- ビニールクロスの強度や、はがれが浮きがないかを確認してください。
※はがれや浮きがある場合は、その箇所をはがしてパテ処理してください。 - 表面にほこりや汚れが付いている場合は、固く絞った雑巾や、市販のクリーナーで落とします。クロスのはがれているところは、市販のボンドで接着もしくはステープル留めにて処理してください。
※クロスはがれがひどい箇所は、部分的にはがしてパテ処理してください。
2.中塗り
- マスキングテープ(必要に応じてマスカー処理)を下地から1.0mm の間隔をあけてチリ際に貼ります。
- 市販のアク止めシーラー(※)を全面にムラなく塗り込み、乾燥させます。
※推奨:ジュラックスシーラーNB(四国化成)など - MKプラスターを1.0mm の厚さで全面にコテ塗りします。
※この中塗りで、下地を完全にフラット(平ら)な面にしておきます。
※極端にアクが強い場合や、既存下地の汚れなどがひどい場合は、アク止め機能が強い下地調整材(スーパーカーボンプラスター(四国化成))などを平滑に塗り付け、乾燥させます。 - マスキングテープを剥がします。
3.仕上げ
- マスキングテープ(必要に応じてマスカー処理)を下地から1.5~2.0mm の間隔をあけてチリ際に貼ります。
- 中塗りしたMKプラスターが完全に乾燥(1日程度)したのを確認したら、
EM漆喰クリームをローラーにて2回塗りし、ローラー種類により所定の厚み(MKプラスターが出ない程度)に仕上げます。
(マスチックローラー仕上げの目安として、2 回塗りで約1.0mmです)
※MKプラスターが乾燥後、コテベラまたはパテベラで表面の細かいバリ(突起)を削っておきます。 - 水が引かない内(10 分以内が適当)に早めにパターン付けをします。
広い面を塗る場合は、一人が材料の地付け塗りをしながら、もう一人が追いかけでパターンを付けて仕上げていくと効率的です。 - 出隅・入隅も水引き前に仕上げます。
※出隅・入隅は、パターン付けの前に先に面引きをしておくと、よりきれいに仕上がります。 - 基本的に入隅から入隅までは、一連の作業の中で一気に仕上げるようにしてください。
※同一面での地付けの塗り継ぎは、ある程度(上からパターンを付ける作業時間の程度)なら間隔を空けることは許容できますが、一定範囲の地付けとパターン付けはできるだけ間を空けずに施工することが望ましいです。 - チリ周りの処理は、面単位での施工が終わるごとに養生テープを剥がしてチリ押さえをしてください。
※チリ周りは水引きが早いので早めに処理をするようにしてください。
その他注意点
水が引いた後に重ね塗りをすると色ムラの原因になります。
施工手順に従って、気軽に壁紙から漆喰へのリフォームに挑戦されてはいかがですか?
とても明るく清潔感のある内装に生まれ変わりましたね!
外渉課 荒木恵
- ビニールクロスの強度や、はがれが浮きがないかを確認してください。
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