漆喰天井石膏ボード張りのポイント③『千鳥張り』
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投稿日:2019年05月02日 投稿者:外商一課
カテゴリー:雑記
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漆喰や珪藻土の内装塗り壁において、とても重要な下地作り。
中でも石膏ボードの張り方次第では、仕上げ材に影響が出る事があります。今回は漆喰壁における天井石膏ボード張りの施工ポイントを解説していきます。
前回までは、
①材料選定で『3×8版の石膏ボード』を極力選定する
②鍵張りで開口部の四隅に石膏ボードのジョイントを配置しない
という部分について解説しました。今回は③天井石膏ボードの張り方について説明していきます。
ひと手間加えた天井石膏ボードの張り方
クラックの抑制に効果が高いものとして『千鳥張り(ちどりばり)』という方法があります。
千鳥張りとは、石膏ボードの繋ぎ目を揃えずジグザグな形状にした張り方のこと。
繋ぎ目を揃えない事で、下地材や仕上げ材が伸縮したり、地震の際の動きを抑える事ができます。壁では吹抜けや階段など一般的な天井高H2400を超えるような部位につきましては、
①②に千鳥張りを加える事で更に効果を発揮します。③3×6版で天井を千鳥張り
見ての通り、右側の千鳥張りをした方は石膏ボードのジョイント部が直線で通らず直交していないので、クラックはかなり抑制されます。
クロス貼りでも開口部廻りのひび割れなどに効果を発揮しますので、是非ご検討ください。
弊社は塗り壁のメーカーとして、美しい仕上がりを求め日々研鑽を重ねてまいります。
次回は漆喰施工のポイント④『その他注意事項』をご案内致します。
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外渉課 荒木恵
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