EM漆喰 blog 「「漆喰」塗り壁施工の問題点を解消する下地材LBS」

「漆喰」塗り壁施工の問題点を解消する下地材LBS

  • 投稿日:2014年06月21日 投稿者:建材事業部
    カテゴリー:EM漆喰の効果
  • こんにちは!!

    外渉課の荒木です。

    本日は、塗り壁用の下地紙クロスについてお話させて頂きます。

     

    「LBS」は塗り壁及び塗装共用の内装下地シートです。

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    「塗り壁従来の問題点」  

    現在では、石膏ボード下地を使用した塗り壁として、塗り厚2mm前後の薄塗りで仕上げる材料が主流となっています。これらを施工すると、やはり、ひび割れ(クラック)、色むら、灰汁(アク)の問題が生じる可能性があり、仕上がり精度や価格の面でも影響が考えられます。

     

    「理想の塗り壁下地の条件」  

    ?平滑である

    ?吸水が一定でムラがない

    ?下地表面に適度の引っ掛かりがあり、施工性が良い

    ?塗り厚の違いや凹凸がない

    ?異なる素材の下地にも仕上がりが影響されない

     

    「LBSの特徴」

    ?パルプ繊維を多く混入しているので、引張強度、破裂強度に優れています。

    ?下地全体をLBSで覆うため、継ぎ目のない一枚下地となり、ひび割れ防止の効果がより高められます。特に吹抜け部の壁や天井の高い壁は上から下までを一枚のシートで継ぎ目なく仕上げられます。

    ?石膏ボードなどの繋ぎ目部分や、下地素材の違いがあっても、全面シート張り工法での同一の下地となり、吸い込みの違いによる色ムラが解消されます。

    ?左官の下塗りなどの前作業が不要となり、工期の短縮が可能となります。さらに、下塗り材は樹脂や石膏などの素材が多く、左官の下塗り作業時に木部などを汚したり、傷めたりする問題も解消されます。

    ??当たりの下地処理のコストが下がります。

    ?リバーシブル施工が可能であり、コテ仕上の場合はザラザラ面を、ローラー/吹付け仕上の場合はザラザラ面でもツルツル面でも構いません。風合いのお好みで貼り分けてください。(ザラザラ面は和紙風、ツルツル面はプレーンな仕上がりです。)

    ?漆喰などの強アルカリの場合、水酸化カルシウムの浸透により、石膏ボードに悪影響を及ぼす懸念があったが、その浸透も防ぐことが可能となりました。

    ?環境に優しい竹を配合しているため、抗菌性、脱臭性があります。

    ?通気性に優れています。

     

    こうして調べてみると自然素材特有の施工方法があり、その中でも特に下地処理を正確に行うことが大事であることが分かりますね。

    次回も塗り壁の施工に関してご説明致します。

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