漆喰壁石膏ボード張りのポイント②『鍵張り』
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投稿日:2019年04月30日 投稿者:外商一課
カテゴリー:雑記
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漆喰や珪藻土の内装塗り壁において、とても重要な下地作り。
中でも石膏ボードの張り方次第では、仕上げ材に影響が出る事があります。今回も漆喰壁における石膏ボード張りの施工ポイントを解説していきます。
前回は①材料選定で『3×8版の石膏ボード』を極力選定するという部分にフォーカスしました。今回はその『3×8版の石膏ボード』の張り方について説明していきます。
更にひと手間加えた石膏ボードの張り方
クラックの抑制に効果が高いものとして『鍵張り(かぎばり)』という方法があります。
昔の鍵の先端に似ているからなのか定かではないですが、そう呼ばれています。クラックの発生が多い箇所として、開口部(窓や建具)の周りが挙げられます。
開口部の出隅部分に石膏ボードのジョイント部が重なると、窓や建具の閉める振動がダイレクトに伝わり、クラックの原因になります。②3×8版で鍵張り
見ての通り、右側の鍵張りをした方は開口部の出隅部分にジョイント部が重ならないので、クラックはかなり抑制されます。
普段から内装塗り壁材の施工を行わない会社様などでは見慣れない張り方だと思いますが、クロス貼りでも開口部廻りのひび割れなどに効果を発揮しますので、是非ご検討ください。
弊社は塗り壁のメーカーとして、美しい仕上がりを求め日々研鑽を重ねてまいります。
次回は漆喰天井石膏ボード張りのポイント③『石膏ボードの張り方』をご案内致します。
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外渉課 荒木恵
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