EM漆喰まとめ【漆喰とは?】②
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投稿日:2015年01月31日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:雑記
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こんにちは!
開発課 本山です。今日は前回の続きで、漆喰のおさらいをご紹介します。
●世界の漆喰の歴史
漆喰ははるか昔から世界中で建築物に使われてきました。
古くは古代エジプトのピラミッドや、イタリアの古代都市ポンペイなどで、
砂と混ぜ合わせた石灰モルタルのかたちで使われました。文献においては、旧約聖書のかの有名な『バベルの塔』に関する記述に、
「漆喰のかわりにアスファルトを得た」と書かれています。ヨーロッパは特に漆喰との関わりが強く、古代ギリシャの神殿や
ローマ時代の遺跡に数多く見ることができます。
ルネサンス期には生乾きの漆喰の上に絵を描くフレスコ画などの技法が確立し、
システィーナ礼拝堂やバチカン宮殿などにその壁画が残されています。
現代においても、エーゲ海の島々の白壁の民家はテレビなどで
誰もが一度は目にしたことがあるでしょう。
↑エーゲ海に浮かぶサントリーニ島の民家。
白い家々と海の青さの対比が美しい!アジアではイスタンブールのブルーモスクやアヤソフィアにおいて漆喰が使われ、
中国の万里の長城では、煉瓦の接着材としても用いられています。次回は日本の漆喰の歴史ですっ!
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