漆喰に糊(ノリ)が使用される理由
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漆喰に糊が使用される理由をご説明します。
1:強度の向上
漆喰に糊を混ぜることで、硬化後の強度を高める役割を果たします。
強度を高めることにより、漆喰の表面が割れにくく、
より耐久性のある仕上がりになります。
2:ヒビ割れ防止
漆喰は乾燥すると収縮する性質があります。
糊を加えることで、収縮を抑え乾燥によるヒビ割れを防ぎます。
3:作業性の向上
糊は漆喰の粘着性を高め、施工時の作業性を向上させます。
これにより、壁に漆喰を塗る際に塗りやすく、
均一な仕上がりを得やすくなります。
また、漆喰が乾燥するまでの時間を延ばす効果もあり、
作業時間に余裕を持たせることができます。
漆喰の糊の原料は、つのまた、ふのり、銀杏藻などの天然海藻を
炊いてつくった糊を混ぜるのが一般的ですが、
醗酵させた藁を糊として用いる地域もあります。
糊も天然素材を使用しておりますので、安心してEM漆喰をご使用いただけます。
EM漆喰のお問い合わせはこちらよりお願いいたします。
営業購買課:日野ゆみこ
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