EM漆喰 blog 「自然素材100%でもEM漆喰が不燃材料なのはなぜ?」

自然素材100%でもEM漆喰が不燃材料なのはなぜ?

  • こんにちは!外渉課のウスダユウヤです。本日はEM漆喰の耐火性能について、ご紹介いたします。

     

    燃え移らないのは主原料の「石灰」に秘密があります!

    EM漆喰は自然素材100%で出来ていますが、自然素材と聞くと、もし火事になったりしたときに燃えやすく、危険なのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、EM漆喰は火に近づけても燃え移ることがありません。

    いわば自然の「岩」の状態になるので、火が燃え移ることはありません。また、化学物質を含まないので、火災時の窒息の原因である有害なガスを出しません。耐火性能を有しているため、漆喰は古くから、重要な財産を守る土蔵や、城の城壁に使用されています。(防火性能:建築省告示 第1400号 不燃材料)

    ちなみに漆喰を加熱すると、漆喰の主成分の消石灰は580℃で分解(脱水)して、酸化カルシウムになります。また、漆喰が硬化し炭酸化した際の炭酸カルシウムも900℃以上で熱分解し、酸化カルシウムと二酸化炭素になります。酸化カルシウムの融点は2,572℃と高温なので、カルシア煉瓦として、耐火物に幅広く用いられています。

     

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